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韓国訪問記2日目


イテウォン(Itaewon) 僕は今日もまたこの街に訪れた。 どこかカナダに似たこの街を自分は懐かしかったのかもしれない。

ブルックリンラガーのお店 街を歩くだけでもワクワクするような多国籍なお店が並ぶ。 色々なお店に入ってみたいと思ったが、今回の旅の目的な韓国のクラフトビール。 19時からMagpie BrewingのErikと会う予定だったので、それまで他のバーで時間をつぶすことにした。 見つけたのはここ。

CRAFT WORKS この付近には歩いて数分の距離にクラフトビールのお店がある。 ちょうど16時という早い時間から開いていたので入ることに。

フランス系カナダ人のおねーさんが案内してくれた。 彼女はカナダのモントリオール出身で、ソウルの大学で勉強するために来たそうだ。 今は、このお店で働いている。

メニュー表 この後にミーティングが控えていることもあり、サンプラーを注文。

一番手前のヘーフェヴァイツェンから時計回りの順に飲むようにと、おねーさんが教えてくれた。 一番好きだったものはコレ! Hefeweizen Color...Clouded Pale Yellow Aroma...Banana and Lemon Flavor...Little sour and spicy Body...Very light and refreshing, drinkable Overall...Good beer ちなみに、おねーさんのオススメはモカスタウトである。 もし訪ねる機会があれば注文して欲しい。 色々と試飲しているうちに待ち合わせの時間が近づいてきた。 僕は東京に来る予定があるという、おねーさんに連絡先を渡して店を出ることに。 歩いてほんの1分… 待ち合わせの場所へ。

Magpie Brewingの直営パブ 一番最初からあった1階と、人気があり増設したベースメントに分かれている。 日も暮れかけて薄暗くなってきていた。 何から話そうか… 初対面の人と会うときはちょっと不安になる。 店に入り、スタッフの人に聞いた。 My name is Naoya, I'm planning to meet Erik who is CEO of this brewing... スタッフ「エリック?」 と聞き返す間もなく 「Hi Naoya!」 と、席の隣から声をかけてくれた人がErikであった。 その快活な挨拶で僕は一気に緊張がほぐれた! エリックは、40歳くらいのカナダ人で韓国へは英語の先生として来たそうだ。(確か)

ソウルで先駆けて2012年にクラフトビールのお店をここで設立。当初から人気があり、ベースメントを増設。そしてほんの数カ月前に自社のブルワリーを済州島に建てたそうだ。 それまでは、委託醸造(OEM)として自社ブランドを供給していた。 委託醸造では、委託先の原材料の仕入れ状況により安定した製品を造ることが難しいらしく、ようやく安定して美味しいビールを提供できると喜んでいた! 済州島にあるブルワリーは、1500リットルのケトルを持ち、2回連続で仕込めば3000リットルの発酵タンクに詰めることが可能だそうだ。 さて、先ほどErikはカナダ人と言っていたが、トロントのブルワリーも色々知っているようで、 Erik「Black Oak Breweryはトロントで一番だ」 コジマ「ああ、おれも知っているよ」 http://www.blackoakbeer.com/ Erik「あのバレルエイジのビールは最高だ」 コジマ「同じじゃないけど、別のバレルエイジも良かったよ」 など、 Erik「Indie Ale Houseのブルワーがうちに来たことあるよ」 コジマ「Indie Ale House知ってるよー、あのでかい男でしょ?」 など、 コジマ「おれはすぐ近くのJunction Craft Brewingで半年間で働いていたよ」 Erik「あのJunction areaに出来たブルワリーだろ?行きたいと思ってたんだよ」 Erik「Dieu du Cielは知っているか?」 コジマ「Lucのことか?」 Erik「ああ、そうだ。彼は日本にいたそうだな!今度バンクーバーで醸造所を設立するそうだぞ」 コジマ「本当か、それは知らなかった。おれはBellwoods breweryで彼と会ったんだ!」 Erik「あそこのビールはうまいよな。醸造所を造るにあたってBellwoodsからアドバイスをもらったんだ。ブリューパブにするか、ブルワリーにするか、ブルワリーにするなら1500リットル以上はないとだめだと。おれはビールの醸造とそのブランディングに力を注ぎたいから、さっき言ったように1500リットル規模のブルワリーを建てることにした」 話のネタが尽きなかった。 そんな話をしていると、ファウンダーの一人(別のオーナーの一人)がやってきた。

左がErik、右がJason Jasonはゲーム会社に勤めているが、ホームブリューイングの先生もやっている。 僕たちは3人で韓国のクラフトビール事情についてたくさん話した。

「腹減ってないか?ピザでも食うか!」とErik

ベースメントでは、ピザとビールが売られている

ハワイアンピザ

バルチックポーター

Jasonは次の日仕事なので早めに帰ったが、ぼくとErikはピザとビールを食べながらひたすら話続けた。 一番のテーマは、日本と韓国のクラフトビール界が繋がればもっと楽しくなるんじゃないか。 今、日本のクラフトビール関係者は主にアメリカのブルワリーと関係が深いし、繋がりを持ちたいと考えてると思う。クラフトビールの最先端の国と交流を持つことは素晴らしいと思うが、自分としては近隣のアジアの国々ともっと交流があっても面白くなるんじゃないかと思う。 静岡にも空港があって、ソウルと繋がっているので。 Erikも日本、韓国、中国のクラフトビール界がもっと繋がれたらと同調してくれた。

まずはコジマがその架け橋となるきっかけを作れたらと。 もし、Magpie brewingが日本のどこかの醸造所とコラボレーションビールを造れたら面白いなと思う。 クラフトビアステーションでも、そのビールを静岡の人、他県の人、Magpie brewingのメンバー、韓国のビール好き達と一緒に飲んで話して楽しめれたらと。 ビールで人を繋ぐ。 その繋がりで、その人の人生がもっと楽しくなれば素敵だなと思う! 11pm 夜も遅くなってきたので、ぼくはちは解散することになった。 ~続く~ 静岡、クラフトビアステーション、小島


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